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ドラマ映画

罪の声は実話どこまでで原作やあらすじは違うの?実際に起こった事件とは?

はい、今から映画を見にいってくださ~い、と言われたら何を見ますか?

興行収入で歴代一位の「千と千尋の神隠し」に迫る勢いを見せ、いま最も話題になってる「鬼滅の刃」でしょうか?

先日、私が映画館に行ってみると13あるスクリーンのうち5つのスクリーンが「鬼滅の刃」でしたから、その勢いたるや凄まじいものがありますね。

でも、ごめんなさい、私が見たのは小栗旬さん・星野源さんW主演の「罪の声」。

今から36年前に実際に起きた「グリコ・森永事件」をモチーフにして創られた映画という事で、こちらも話題になっています!

今から36年前なんて、まだ生まれてないよ!なーんて言ってみたいところですが、もうすでに駆け出しの社会人として生活していたワタクシ。(泣)

私にとって「グリコ・森永事件」は、遠い昔に起きた、謎だらけの未解決事件として頭の片隅に追いやられていました。

今回この「罪の声」を見たことにより、あらたに「グリコ・森永事件」の詳細を知りたいと感じたのは、この映画を見て思う所がたくさんあったからです。

私の感想はさておき、まずは【映画「罪の声」はどこまで実話?実際に起こった事件とは?】と題して、この映画と実際に起きた事件の内容をご紹介したいと思います。

罪の声は実話で実際に起こった事件とは?

グリコ・森永事件

1984年(昭和59年)3月、江崎グリコ社長宅に目出し帽をかぶり拳銃を持った男3人組が押し入り、入浴中だった社長を全裸のまま誘拐しました。

翌日、電話で呼び出された場所には、身代金10億円と金塊100kgを要求する脅迫状が置かれていました。

事件は兵庫県・大阪府にまたがる重大事案として合同捜査体制が始まっており、身代金の受け渡し時に犯人を逮捕しようと試みますが、その後電話で指定された受け渡し場所には、結局犯人は現れませんでした。

誘拐から3日後、社長は自力で拘束場所から脱出し無事保護されましたが、この事件を皮切りに、江崎グリコに対しては脅迫や放火事件が起こります。

その後も、丸大食品・森永製菓・ハウス食品・不二家・駿河屋などの食品企業を次々とターゲットとした脅迫事件が起こりますが、犯人は一度も現金の受け渡し場所には現れませんでした。

食品会社にとっては、ある意味身代金を要求されるより恐ろしいのが、同年5月に起こった『兵庫青酸菓子ばら撒き事件』です。

毎日新聞、読売新聞、サンケイ新聞、朝日新聞の4社に“かい人21面相”と名乗った犯人から、「グリコのせい品にせいさんソーダいれた」という挑戦状が届いたのです。

この挑戦状には「グリコをたべてはかばへいこう」とも書かれていた為、大手スーパーはグリコの製品を一斉に撤去しました。

“かい人21面相”は、その後も1984年5月と9月、1985年の2月に小売店に青酸入り菓子を置くなどし、日本全国を不安に陥れました。

この事件は1984年4月に警視庁広域重要指定事件と指定され、警察組織を挙げて懸命な捜査が行われたにも拘わらず、2000年2月には、一連の全ての事件の公訴時効が成立しました。

警視庁広域重要指定事件に指定された事件では、これが初めての未解決事件となりました。

 

罪の声の実話はどこまでで原作やあらすじは違うの?

映画「罪の声」のあらすじ

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。

大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。 一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。

「俺の声だ―」

それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!
やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
「正義」とは何か?「罪」とは何か?
事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子どもたち。
昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている今、35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる ――

引用:映画「罪の声」公式サイト

 

原作『罪の声』とはどんな小説?

小説『罪の声』の後書きに

“本作品はフィクションですが、モデルにした「グリコ・森永事件」の発生日時、場所、犯人グループの脅迫・挑戦状の内容、その後の事件報道について極力史実通りに再現しました。”

とあります。

原作の作者である塩田武士さんは尼崎市出身で、神戸新聞社におよそ10年間勤務していました。

地元で起き、かつてあれほど世間を騒がせ、未解決のままの「グリコ・森永事件」に子供の声が使われていたと知ったのは大学生の時だそうです。

その子供のうちの一人が自分と同年代だったことを知り、もしかしたらその子供とどこかですれ違っていたのかもしれない・・と思うと鳥肌が立ち、その子供の話を書きたいと思ったそうです。

そこから構想15年を経て世の中に発表された『罪の声』は、塩田さんの積年の想いや足を使った取材や経験が、この物語をよりリアルに表現しているんですね。

 

『罪の声』と『グリコ・森永事件』の違い


『グリコ・森永事件』は未解決事件です。

ですので、『罪の声』の中の犯人たちは全てフィクションであると言わざるを得ません。

ですが映画を見た後の私は、これこそが本当の犯人像だったのではないか・・・と思ってしまうほどすんなり頭に入ってきました。

ですが、犯人像を除く他のほぼ全ては実際に起こった事件をそのまま再現しています。

固有名詞こそ言い換えられていますが、この映画を見れば知らなかった事件のことがわかってしまうと言って良いくらい、公表されている事実はほぼ盛り込まれているんです。

例えば、

☆グリコ・森永事件

『罪の声』では『グリコ・森永事件』の事は『ギン萬事件』として言い換えられています。

言い換えられている固有名詞は、

  • グリコ→ギンガ
  • 森永→萬堂
  • 又市→丸大食品
  • ハウス食品→ホープ食品
  • 不二家→鳩屋
  • 駿河屋→摂津屋

そして犯人の《かいじん21面相》は《くら馬天狗》と言い換えられています。

そして、グリコ(ギンガ)の社長の誘拐から始まり、犯人グループによる放火や複数の食品会社を脅迫した一連の事件の犯行発生日時や場所は、『罪の声』の中で忠実に再現されています。

 

☆キツネ目の男

『罪の声』で犯人の一人とされたキツネ目の男は、実際に存在し「グリコ・森永事件」の犯人として世間に似顔絵も公開されました。

実際にこの人物を知っているという人が現れたりもしましたが、結局特定には至りませんでした。

 

☆テープに録音されたこどもの声


犯人グループは、現金の引き渡し場所を指定する為、幾度となく電話をかけてきました。

最初のグリコ社長誘拐事件の時点では、犯人の男が自ら電話をしてきましたが、途中からテープに吹き込まれた女性や子供の声を使って、指定場所を伝えてきたのです。

タイトルである『罪の声』は、この“声“のことであり、罪を犯している自覚も無く言わされた言葉によって、犯罪に加担することになってしまった子供の人生を描いています。

このように、実際に起こった事件を忠実に再現する上で、もしこの声の主である子供が、成長する過程の中で、自分の声が犯罪に利用されたと知ったら・・・。

被害にあった食品会社や恐怖に陥れられた市民の他にも、この事件によって苦しい人生を歩むことになってしまった子供がいるのでは?

そこから生まれたのが、この『罪の声』なのですね。

 

罪の声の口コミ

では、実際に『罪の声』を見たという方々の口コミも少しご紹介しておきます。

 

罪の声は実話どこまでで原作やあらすじのまとめ

『グリコ・森永事件』に関する一連の事件が全て時効を迎えた未解決企業脅迫事件。

表向きは脅迫された食品会社から犯人に現金が渡ることは無く、青酸入りの食品で命を落とした人もいませんでした。

実際に起こっている犯罪にも関わらず、世間がある種この事件を見世物のように楽しんでいるような部分もあり、【劇場型犯罪】とも言われていました。

この映画で見せつけられた罪の声の主である子供たちのその後の人生。

本当に悲しくて、辛くて、やりきれない・・・一言では言い表せないくらい考える所の多い映画でした。

『グリコ・森永事件』の事など良く知らない・・・という世代の方も、この映画を見ると事件の事がわかってくると思うので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

以上、『映画「罪の声」はどこまで実話?実際に起こった事件とは?』と題してご紹介しました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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