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ジョゼと虎と魚たち(アニメ)の原作との相違点などを解説!

1984年から『月刊カドカワ』で連載された田辺聖子さんの恋愛小説『ジョゼと虎と魚たち』(通称:ジョゼ虎)。

足に障害を持つ女性・山村クミ子ことジョゼと、大学生の恒夫との恋愛を描いたラブストーリーです。

2003年の実写映画化に続き、2020年には劇場アニメも公開され、更なる反響を呼びました。

ただし、設定やストーリーの変更も多く、ファンの間では賛否両論とされているようです。

今回は『ジョゼ虎』について、原作とアニメの変更点を中心に解説していきます。

ジョゼと虎と魚たち(アニメ)のあらすじを紹介!


まずはアニメ版『ジョゼ虎』のあらすじを紹介しましょう。

趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。
幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。

海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。

そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。

それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。
しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。
その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。

引用:公式サイト

ジョゼと虎と魚たち(アニメ)の原作との相違点


続いては『ジョゼ虎』のアニメ化にあたり、原作とどのような相違点ができたかを紹介します。

ジョゼが芸術の天才になる


原作からの大きな改変として、ジョゼに「芸術の天才」という設定が追加されました。

外の世界への憧れから様々な絵を描いては、好きな場所を想像するのが日課となっています。

それらを絵本としてまとめており、作家として多くの人を励ますのがジョゼの夢です。

タイトルの「虎」もジョゼが描いた紙芝居に登場し、作中の事件で心が折れてしまった恒夫、そしてジョゼ自身が乗り越えるべき障壁として扱われています。

心の不自由さにスポットが当たる


原作では足が不自由なジョゼの視点から障害者の心情を描きましたが、アニメ版では新たに「心の不自由さ」にスポットを当てています。

タムラコータロー監督はインタビューで「ジョゼの心の不自由は生い立ちによってできてしまったものであり、それを表現できるなら足の障害ではない何かを課しても良かった」と語っています。

この心の不自由とは空想の世界に引きこもらざるを得ないため、本物の世界を知らないジョゼの葛藤ではないかと思います。

そういった暗い部分に触れつつも、明るい入り方で人にとって大切なものを描くのがアニメ版『ジョゼ虎』の特徴です。

純愛推しな展開からハッピーエンド


『ジョゼ虎』はメディアによって、ラストが大きく異なります。

原作ではジョゼと恒夫は結ばれるものの今後どうなるかは描かれず、実写版では別れてしまいます。

アニメ版ではその両方とも大きく異なる展開を迎え、純愛推しなストーリーらしいハッピーエンドとなりました。

賛否が分かれるかもしれませんが、ジョゼと恒夫がそれぞれ違う結末、そして新たな出発を辿るのは作品ごとの個性があっていいですね。

まとめ


アニメ版『ジョゼ虎』について、原作とアニメの変更点などを解説してきました。

原作や実写版とは異なる仕上がりとなりましたが、これはこれで上手くまとまっていると思います。

DVDリリースやネット配信も既に行われているので、どのような結末を迎えるのかその目で確かめてみて下さい。

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