今回は、9月20日に放送された、「半沢直樹2」9話のネタバレをお伝えします!
前回8話では、半沢は箕部の巨大な権力の前になす術なく、手を引く他ありませんでした。
半沢直樹は全10話を予定していますので、残り1話となります。
それまでに半沢は箕部に倍返しすることはできるのでしょうか?
また、予想外の敵も判明して、9話は波乱の展開となりました。
目次
半沢直樹2[9話9月20日]あらすじ
https://twitter.com/satoemon2020/status/1307667690429972480
まずは9話のあらすじをご紹介します!
半沢は、旧東京第一銀行(旧T)が箕部に20億円融資していた記録を見つけた。
クレジットファイルを手に入れることに成功したが、箕部は半沢よりも上をいっていた。
亡くなった牧野元副頭取の口座に、不正な入金があった証拠を突き付けられ、半沢は手を引くしかなかった。
金融庁の黒崎もまた、箕部を追ったことが本人にバレてしまい、国税庁に異動となってしまう。
黒崎の残した「伊勢志摩ステート」を手掛かりに、半沢は伊勢志摩に向かう。
半沢は「伊勢志摩ステート」に隠された謎を解き明かし、箕部に倍返しすることはできるのか?
そして最後に半沢が行き着いた先には、3人の人物がいた・・・
半沢直樹2[9話ネタバレ感想]伊勢志摩ステートと箕部の関係
https://twitter.com/cold_planet_/status/1307652792916475905
箕部の件は全て半沢の責任ということになり、半沢は自宅謹慎処分となっていました。
半沢は黒崎から教えてもらったヒント「伊勢志摩ステート」を調査しようと、伊勢志摩空港に降り立ちました。
そこには、東京セントラル証券の森山がいました。
森山はどうしても半沢に恩返しがしたくて、伊勢志摩に乗り込んでいました。
半沢と森山は、伊勢志摩ステートの社長・野川と箕部の秘書・笠松が、一緒の車から降りてくる現場を目撃します。
半沢は、伊勢志摩ステートと箕部にはやはり何か関係があると考えました。
伊勢志摩支店にいる同期・深川に探りを入れると、伊勢志摩ステートの社長・野川は、箕部の妻の甥であることが判明しました。
15年前までの伊勢志摩ステートの財務資料を見せてほしいと、半沢は頼み込みます。
財務資料には、箕部が伊勢志摩ステートに20億円借入金として振り込んだ記録が残っていました。
その日付は、旧Tが箕部に融資した日と全く同じで、箕部は、甥の会社にまた貸しをしていました。
しかし、伊勢志摩ステートは箕部に20億円を返済した記録はなく、それどころか大量に土地を購入していました。
一方で笠松は、伊勢志摩ステートの財務資料が銀行に貸し出されていることを知り、怪しいと伊勢志摩支店まで乗り込んできました。
半沢と森山は笠松から危機一髪、逃げ切った足でそのまま、伊勢志摩ステートが購入した土地へ向かいます。
そこは伊勢志摩空港でした!
購入した当時は破格の山林地帯でしたが、箕部の力で、土地の価値はいまや爆上がりしていました。
これこそが、箕部が仕組んだ錬金術の正体だったのです。
半沢直樹2[9話ネタバレ感想]クレジットファイルの暗号
これで笑わない人いるんかwwww
半沢さんと大和田さんのツーショット、もうジワるどころじゃないw#半沢直樹 pic.twitter.com/zrhh5iamma
— MIJI (@Mijinko_Japan) September 20, 2020
当時は空港の建設予定はありませんでしたが、箕部が誘致したことにより、「伊勢志摩空港」は完成しました。
その土地を高値で売ることで、伊勢志摩ステートは大儲け、業績は赤字から黒字に回復しました。
箕部も報酬をたんまりもらっているはずですが、伊勢志摩ステートの財務資料には、箕部に送金された痕跡が見当たりません。
送金された証拠を見つけることで、箕部の不正を暴くことができると半沢は睨みます。
半沢は箕部のクレジットファイルがあった場所、銀行の書庫センター内にある「荻窪西支店」の段ボールが怪しいと考えます。
半沢たち書庫センターに急いで向かいますが、段ボール30箱分は全て消えていました。
設置されている防犯カメラを確認しますが、田島・富岡がクレジットファイルを取りに来た以外には、灰谷が来ただけでした。
しかも灰谷は、段ボールがなくなっていることを警備員に告げていたため、犯人ではありません。
紀本でないなら大和田が、と考えた半沢は、大和田に段ボールの場所やクレジットファイルの中身を問い詰めます。
半沢の脅しに負けた大和田は、携帯に保存したクレジットファイルの写真を半沢に見せます。
箕部の融資の担当は灰谷、そして上司の承認欄には、紀本の押印がありました。
やはり20億円の融資には、紀本が関わっていました。
それだけでなく、クレジットファイルには、日付や数字、そしてアルファベットが書かれたいくつかのメモが挟まっています。
しかし、この暗号が何を意味しているのは分かりません。
その時、大和田の携帯に紀本から着信があり、明日に白井大臣が帝国航空の件で銀行に来るため、半沢を出社させろと指示します。
半沢直樹2[9話ネタバレ感想]乃原と紀本は関係があった?
半沢は銀行に工場を潰され、銀行員として銀行そのものの膿を出し切ろうとした
対して乃原は銀行に恨みを持ち、弁護士として銀行を上から潰そうとしたそう考えると乃原は道を間違った半沢みたいなもんなんだよな。性格も含めて真逆だ
銀行の体質がテーマの今章には最適の敵と言える……
#半沢直樹 pic.twitter.com/RBfzOka58h— ◯◯ (@chatakanobi555) September 20, 2020
翌日、白井と乃原が銀行に訪問し、帝国航空の債権放棄してほしいともう一度依頼します。
そして乃原は中野渡に、旧T時代について二人でお話しがしたいと、申し出ます。
乃原は、実は伊勢志摩で一時期、顧問弁護士をしていました。
その時に、箕部の土地買収の話を聞きつけ、旧Tが箕部に不正融資をしていたことを知りました。
それだけでなく、乃原は紀本と同じ小学校・中学校で先輩後輩の関係でした。
乃原の実家は町工場を経営していましたが、銀行から融資がもらえず、倒産してしまいます。
当日、その銀行の支店長だったのが、紀本の父親でした。
乃原は、「銀行に復讐する」ことを最大の目的としていたのです!
半沢たちは、クレジットファイルに挟まっていたメモの暗号を一つ一つ解読していきます。
TDは東京第一銀行、TCは東京中央銀行、Iは伊勢志摩支店、ISは伊勢志摩ステート。
MKは箕部啓治、Hは棺の会、Sは審査部を表していると考えられます。
福山が調べた伊勢志摩ステートの口座から、箕部だけでなく、Hに毎回必ず1千万円支払われています。
メモはA5の手帳サイズということ、Dの筆跡に特徴があることから、棺の会のメンバー「灰谷」の動向を探ることになりました。
もしDの筆跡が同じであることを確認できれば、灰谷に融資のことを吐かせることができます。
灰谷のことは福山と渡真利に任せ、半沢は小料理店の女将・智美を訪ねます。
半沢直樹2[9話ネタバレ感想]富岡の正体
見て?
見てこれもう…
黒崎さんを見る直樹の瞳が
キラキラしてるんですよ…??
え??
黒崎さんも同じ瞳をしてるんですよ??
尊すぎん????? pic.twitter.com/fvatfbLOGo— エム*半沢垢* (@corira_) September 20, 2020
半沢は、旧T時代しか知らない智美が、旧S出身の富岡が猫舌だと知っていることに違和感を感じていました。
そして半沢は富岡の後を追い、行きついた先には、消えていたはずの荻窪西支店の段ボールがありました!
中野渡が牧野の死の真相を探るため、智美に適任者を旧S銀行員から探してほしいと依頼していました。
選任された富岡は、10年前から不正融資について調べていて、中野渡からの特命のことは隠して、半沢たちに協力していたのでした。
しかし、箕部の不正の証拠は、段ボールのなかにはありませんでした。
そこに紀本が現れ、半沢たちに資料を持ち出したことに対し、規則違反だと非難し始めます。
紀本に負けじと言い返す半沢ですが、ここで新たな助っ人が現れました。
それは、元金融庁の黒崎でした!
黒崎はここへ来る前、福山と渡真利の助っ人として登場し、メモの筆跡が灰谷だと吐かせていました。
そして、紀本がいくつもの銀行に隠していた、口止め料の不正入金の証拠を、次々と紀本の前で見せます。
ついに紀本は敗北し、不正融資の真実を語ります。
牧野は不正融資に反対していましたが、箕部が牧野の口座を仕立てあげ、罠に嵌めました。
こうして、牧野は旧Tの不正融資の罪を全て背負って、自殺したのでした。
箕部の不正の証拠は、地下5階の頭取や役員しか入ることのできない専用金庫に隠されていると聞き出します。
紀本に案内してもらい、半沢たちは専用金庫へ向かいますが、辿り着いた時、すでに証拠は消えていました。
福山が大和田に報告していたことから、持ち出したのは大和田だと半沢は考えます。
半沢直樹2[9話ネタバレ感想]中野渡が半沢の敵に?
半沢のことを心配して半沢を守るために何とか土下座をさせようとしたのではないか…
半沢の渾身の言葉に涙を浮かべ、気持ちは半沢と一緒なのではないか…
本当は半沢と一緒に戦いたいのに、そうできない自分の立ち位置や器が悔しいのではないか…もはや大和田さんは味方にしか見えない…
#半沢直樹 pic.twitter.com/3a07RoiaCw— ヘンゼルとグレーテル (@sakigiliaiy) September 20, 2020
一方で乃原は、債権放棄しなければ、銀行の過去の不正融資を公にすると中野渡に迫ります。
中野渡は、証拠がないと言い、債権放棄を拒否する姿勢を強めました。
その頃、半沢は大和田の位置情報をGPSで突き止め、大和田を追います。
半沢が着いたレストランには、大和田の他に、箕部と中野渡がいました。
大和田が持ち出した箕部の不正の証拠は、中野渡の判断で箕部の手に渡っていました。
半沢は過去の不正を公表し、謝罪し、銀行として正しい筋を通さなければいけないと中野渡に訴えます。
しかし、中野渡から出た言葉は、「半沢、君には帝国航空の担当を外れてもらう」という厳しいものでした。
箕部は、中野渡と自分に土下座して謝罪しなさいと半沢に言います。
箕部を睨み付ける半沢に対し、箕部は「小童!はよやれー!」と大声で叫び、大和田は半沢に覆いかぶさるようにして、強引に土下座させようとします。
半沢は大和田を振り切り、箕部の悪事を必ず暴いてみせると言い切りました。
半沢やられたらやり返す、倍・・・3人まとめて1000倍返しだ!」
半沢直樹2 9話ネタバレ感想まとめ
1000倍返しだ!! #半沢直樹 pic.twitter.com/T62yAOZfQH
— つくね (@merompans) September 20, 2020
ここまで、「半沢直樹2」9話のネタバレをお伝えしてきました!
まさか中野渡も箕部側についてしまうとは、驚きです。
半沢はここからどうやって倍返ししていくのでしょうか、本当に倍返しできるのでしょうか?
半沢直樹2は次週で最終回となります!
半沢がどんな1000倍返しを見せてくれるのか、最後まで見逃せませんね。